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更新日:2023.01.27 / 掲載日:2023.01.27

ミニバン、ホンダ・オデッセイ。昨年販売終了も中国生産で日本市場復活へ!

広汽本田汽車オデッセイ

2022年9月に日本国内での販売を終了したホンダのミニバン、「オデッセイ」。2022年末にフルモデルチェンジした「ステップワゴン」の「SPADA PREMIUM LINE」がその後継とされていたが、終了したオデッセイそのものの復活という情報をキャッチした。気になるデビュー時期は、2023年の年央が予想されている。

そもそも、5代目オデッセイがなぜ販売を終了したのか? それは本田技研工業埼玉製作所の狭山工場における四輪車生産終了が理由だ。「ステップワゴン」の生産は埼玉製作所の完成車工場(埼玉県大里郡寄居町)に移管されたが、オデッセイはそのまま生産終了となった。

しかし、生産終了後にホンダディーラーでは「売るタマが無い!」という状況に陥ったようだ。オデッセイの販売台数はその数こそ多くなかったが、2020年11月に行われたマイナーチェンジで、フロントフェイスやインパネデザインを刷新。高級さを増したその内容で、じわじわと人気を集めていた。

その矢先の販売終了ということでディーラーでは混乱が起きたようだ。販売店やユーザーの復活の声も多く、ミニバン王者のトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」に唯一対向できる商品として復活が望まれているのだ。

そこでホンダは中国で生産している「オデッセイ」を現地生産で日本へ輸入という手法で復活を決定した模様だ。そもそも日本国内において2022年9月まで販売されていたモデルは右ハンドル(日本)、左ハンドル(中国)の差異があるが中国市場と共通で、再投入されるモデルも同一の仕様となる。パワートレーンについては、ガソリン車は廃止となりe:HEVを搭載したハイブリッドモデルのみとなる可能性もある。

東風本田汽車エリシオン

中国市場において「オデッセイ」は広州汽車集団との合弁会社である広汽本田汽車が販売と生産を行っている。また、東風汽車集団との合弁会社である東風本田汽車では、この「オデッセイ」をベースとしたフロントグリルや一部内装の異なる姉妹車の「エリシオン」を販売と生産を行っているが、この仕様もなかなかの迫力があり、グレード違いで導入に期待したいところだ。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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